ファーネス重工

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SOLUTION 02

狭小スペースへの設置

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狭小スペースでもまずはご相談ください

多くの場合、工場のスペースや天井までの高さなどは有限であり、制限があります。その場合でも、その制限を計算に入れて算出・設計をしていくことにより、炉の大きさを限界までサイズダウンさせ、「製品1個当たりを○秒で生産する」というお客さまの目標値を達成させるコンパクトで高性能・高品質な加熱炉、熱処理炉さらにはその有限スペースに合わせて設置できるように設計したオートメーションのラインのご提供が可能です。

大きかった従来の工業炉

従来の方式では、バスケットと呼ばれる棚にたくさんの製品を並べ、そのバスケットごと炉の中に入れて加熱し、バスケットごと取り出す方式でした。そうすると、バスケットの加熱に余分な熱量がかかり、さらには、そのバスケットごと入れられるようにするために炉が大きくなって目標の温度へ到達する時間も長くなり、上下右左で温度上昇の時間にムラが生じるという問題が発生していました。またバスケットを使わない一般的な循環ファンを採用した炉においても炉内の下部から上部に向かって熱風が供給され下のワークから早く温度が上昇することによる加熱ムラや品質ムラの問題が発生。安定した処理個数を確保できないため、生産目標数を達成させるためには、一度に処理する製品数を多くすることが求められるため、従来の工業炉は大きくしなければなりませんでした。

熱風循環技術によってすべてのムラを排除

製品の加熱ムラや品質ムラの問題もファーネス重工の特許技術である熱風循環技術により飛躍的かつ革新的に改善しました。その熱風循環技術では、まず、ガスバーナー、電気ヒーターなどで熱した空気を、炉内の循環ファンにより製品に高速で直接吹き当てます製品に当ると熱風の温度は降下しますが、そこへさらに熱を補充して再び循環させ、温度精度をシビアに管理しながら、それを繰り返して加熱していきます。特筆すべきは循環ファンの熱風の吹き出し側に設置されている円筒状のガイドです。それにより加圧された高圧の熱風をばらつきのない風量で高速に直接ワークへ吹き当てることが可能となり、温度上昇ムラ、加熱ムラ、品質ムラなどすべてのムラの排除を実現しました。ファーネス重工の炉内には製品に合わせて作られた棚があり、そこに製品を並べられるようにしてありますので、バスケットによって生じる余分な熱量の排除にも成功しています。

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熱風循環技術が実現するコンパクトで高性能な工業炉

ファーネス重工の特許技術である熱風循環技術により温度上昇ムラ、加熱ムラ、品質ムラなどすべてのムラの排除を実現できたことで、一度に処理する製品数を少なくできるようになりました。また、製品に合わせて作られた棚に製品を置くことで従来のバスケットが要らなくなりコンパクトで高性能な工業炉のご提供が実現可能となっています。

有限スペースでもオートメーション・ラインを

コンパクトで高性能なのは工業炉だけではありません。「製品1個当たりを○秒で生産する」というお客さまの目標値を達成できるオートメーションの生産ラインを設計し納品いたします。製品を炉に出し入れさせるロボットやコンベアの選定、金属を円滑に加工するために必要な装置は何かを検討。既成のものにその機能を満たすものがなければ、工業炉以外の装置もひとつひとつ設計・製作していき、有限スペースにも設置できるオーダーメイドのファクトリー・オートメーションラインをご提供いたします。